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サンパウロ市=各所で無料wi‐fi設置=公共交通機関にも広がる動き
サンパウロ市は、世界の大都市に比べて遅れている無料wi‐fiの整備に積極的に乗り出す方針だと29日付フォーリャ紙が報じた。
市内で無料wi‐fiが使える場所は昨年以降増えており、ハダジ政権に入って自然がある場所(広場や公園など)50カ所に設置された。バスや地下鉄でもサービスは始まっている。
1カ所のwi‐fiスポットで1カ月にかかる費用は7千レと高額なため、民間企業が無料wi‐fiのコストを負担する代わりに、その企業の広告を利用者の端末に表示させる計画が検討されている。諸外国で既に採用されている方法だ。
企業の関心はイビラプエラ公園のように多くの需要が見込まれる場所に集中しているため、例えば、イビラプエラ公園と周縁部の公園をセットにして出資を募る案も検討されている。
亜国のブエノスアイレスやメキシコシティでは整備状態が格段に良い。ブエノスアイレスでは、広場や公園、メトロの駅など、250カ所以上の場所に無料のWi‐fiが設置されている。
現時点のサンパウロ市内では、高速のインターネットを無料で利用できる場所は限られている。メトロ内も利用できない場所の一つだが、セー駅では来週から無料のwi‐fiエリアが設置され、年内にはもう5カ所に追加。15年には75の駅に設置される見込みだ。
バスの場合も当面は、1万5千台の車両中、34台に無料のwi‐fiが導入される予定だ。
フォーリャ紙は6月、18カ所の広場や公園の無料wi‐fiのチェックをしたが、良い状態で機能していたのは6カ所にとどまった。公的な場所に設置されたwi‐fiの接続状況や個人情報流出の面で信用を置いていない利用者は、自分自身が契約した通信会社の回線を利用することを好む傾向にある。