ルーズヴェルト広場を改修=スケートボード専用エリア設置
サンパウロ市中央部のルーズヴェルト広場で再び改修工事が行なわれると、30日付のフォーリャ紙、エスタード紙が報じた。
工事期間は半年の予定で、傷んだ箇所の修復の他に、スケートボーダー専用のスペースも造られる。
工事責任者は都市工学者にして建築家のサンドラ・ソアレス氏で、工事の入札は先週告示され、年内に工事が始まる予定だが、正式な工事開始日は決まっていない。
総工費は140万レアルの見込みで、「この公園にはスケートボード用の施設がなく、スケートボーダーたちも一般の人向けに用意された場所を使っている。だから、傷んだ箇所の修復と共に、スロープやレール、バンクなどもあるスケートボード広場を造り、『スケートボード禁止』の看板ではなく『スケートボード専用』の看板をつけるの。彼らにとって魅力的な場所があれば、歩行者のスペースへ出て行こうとはしないはずでしょ」とソアレス氏は語った。
同広場全体の面積は2万5千平方メートルで、コンソラソン通りに面した1150平方メートルをスケートボード広場に改修する。スケートボード広場の周りには事故防止のための柵も設けられる予定だ。
ルーズヴェルト広場は2012年9月、2年の工事期間と5500万レの費用をかけた改修工事の後に再オープンしたが。この時以来、スケートボーダーが大挙し、一般の利用者との間で軋轢が起きていた。
近隣住民から「スケートボーダーが広場を闊歩し、危険だ」という度重なる苦情をうけていた市は2013年2月、スケートボード乗り入れ禁止という看板を立てた。
スケートボーダーは「サンパウロ市内にはスケートボードを安全に楽しめる場所が少ないからここに来てしまう」と言い、さらには「スケートボード専用のエリアはとても小さいので禁止エリアにはみ出してしまう」と不満をこぼした。スケートボーダーの中からは「専用広場が出来ても、愛好者全員がすべるのには狭すぎるのでは」との声も上がっている。
サンパウロ市の市街地安全局によれば、同広場では自転車やバイクに乗った係員が巡回し、スケートボーダーたちを専用エリアに誘導しているという。