ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)恒例のピクニックが9月21日に実施され、モジ・ダス・クルーゼス市の細谷果樹園、お茶屋敷「カザロン・ド・シャー」、蘭園オリエンタル訪問に県人会員ら42人が参加した。
今回のピクニックは、留学生OBの若手役員が企画した。当日は前日から降り続いていた雨も、目的地に到着する頃には止み、果樹園で枇杷、アテモヤ等の新鮮な果物、ケーキ、果実ジュース等の朝食を楽しんだ。50年間にわたり富有柿、枇杷、アテモヤ等を栽培し、数々の賞を得ている歴史の説明がなされ、園内を見学した。
その後カザロン・ド・シャーへ行き、釘を使わないはめ込み式の木造建築の元製茶工場を見学。美術、歴史、考古学的価値等が認められ、82年、86年にそれぞれ州政府、 連邦政府により文化財に指定されたことや、改修に際しての苦労話等の説明を受けた。
蘭園オリエンタル到着後に昼食、トラクターが引く車で園内を一巡したり、蘭手芸品等を思い思いに買い込んだ後、帰途についた。帰りのバス内では協賛企業の住友ゴム、川崎重工、ハリマ、上島珈琲の協力によるお土産が参加者一同に配られ、楽しい一時を過ごして親睦を深めた。
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