サンパウロ州知事にはジェラウド・アウキミン氏が再選したことは既報だが、同氏は前回の2010年よるに得票数が70万票ほど増え、州議会でも連立与党が過半数以上の議席を獲得。政敵であるPTの議席数は22から14に落ちており、州議会でも決定的に有利だ。そんなアウキミン氏は、当選後もサンパウロ州の水道危機について、「まだ水はなくならない」と平静を強調している。7日現在のカンタレイラ水系の水位は5・6%まで下がり、今後の予報でも、次に雨が降るのは早くても14日で、今月はなかなか降らないとも。州民としては、選んだからには解決してくれると、信じることにしたいが。
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94年のサッカーW杯優勝の立役者のロマーリオがリオの上院選で当選したことは昨日報じたが、同杯でロマーリオとフォワードを組んだベベットも、リオの州議員選に出馬して初当選を果たした。気難しい激情家のロマーリオと、いつも笑顔で陽気なベベットの対照的なコンビは共に政界進出を果たしたことになる。なお、現セレソン監督のドゥンガ、コーディネイターのジウマールも同大会優勝メンバーだ。人の上に立つのに向いていた世代だったか。
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中国で開催中の体操の世界選手権で、ブラジル男子代表が同大会ではじめてとなる団体総合で6位に入賞した。4年前の同大会での団体順位は19位に過ぎなかったから、同種目でのブラジルのレベル向上も伺える。リオ五輪までにさらにどこまで上げられるか。同チームにはセルジオ・ササキ、アルトゥール・オヤカワ・マリアーノの2人の日系人がいることにも注目だ。
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