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オーリャ!

 日本の建設業界で人員不足が叫ばれている。2020年の東京五輪特需が主な要因だが、その影響はすでに当地の関係者にも及んでいる。日本と人材交流がある企業では、派遣者増員を求める声が届いているという。
 定期的に数人を日本に送っている日系建設業者は、「最近10人ほどの派遣要請があったが対応不可能。技能だけでなく、日本語の読み書き能力も求めることが障害」と困惑気味だ。
 役に立ちたいという当地の日系企業も多いはずだが、日本側は要求を見直すべきでは。当地で、建設技術を持っていてしかも日本語読み書きまで可の人材といえば、野球で言えば〃助っ人外国人〃四番打者レベルか?
 ブラジルから即戦力の人材を呼ぶよりも、日本で生まれ育って日本語が堪能な日系青年を育成・採用した方が、長い眼で見たら日本のためになる? (祐)