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 ブラジル岩手県人会(千田曠暁会長)が『ふるさと岩手だより第1号』を発行した。地元紙・岩手日報による記事提供の下、被災各地の復興状況や海女さんの素潜り実演で観光客を喜ばせるという、明るい話題などが満載だ。母県の現状を知る最良の手段かも。千田会長は「岩手日報から温かいご理解をいただき感謝。これで岩手を遠く離れた会員にも地元ニュースを届けられる」と喜びの声。
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 「天国は賑やかならむ春句会」(富岡絹子)は念腹忌の席題特選句代表選者選の一つ。どんどん天国が賑やかになって、地上の方の句会の人数が減っている様子をユーモラスに詠んだ句ではないか。「餞の句意遂げられし念腹忌」(菊池信子)も高浜虚子が贈った「畑打って俳諧国を拓くべし」との餞を見事に詠い込んだ。「腕に残る棺の動き念腹忌」(星野瞳)などは棺を運んだ実感が生々しくこもった作品だ。俳誌『朝蔭』発行の傍ら690ページ余の大著『ブラジル歳時記』を編纂した故人を称えた「歳時記に流るる月日牛童子忌」(二見智佐子)という作品も。
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 日本食のアピールのため、農水省が約20の在外公館に国産の新米を配るという。日本経済新聞が報じた。JA全農が提供する米を年内に各公館に10~30キロずつ届け、各館主催の夕食会などでおにぎりや炊き込みご飯を振る舞い、日本の「おいしいごはん」を印象づける狙いとか。しかし《北米やアジア、欧州の在外公館》と記事にはあり、どうやらブラジルはリスト漏れか…。世界最大の日系社会があり、これだけ日本食が盛んなのに、何かにつけ後回しにされてる気分――。