3日午後、先週から言われていた「今週は天候が崩れる」との天気予報どおり、大サンパウロ市圏に強い雨が降り、冠水被害などが見られた。降ったのはサンパウロ市北部や同東部より北の地域で、サンパウロ市中央部から南部では夕方以降に霧雨程度という不思議な雨の降り方ではあったが、それでもCPTM7号線が止まり、アニャンゲーラ高速道では自動車が水にうずもれる光景が見られるなど、サンパウロ市の夏によく見られる光景が発生した。この日、カンタレイラ水系では15・7ミリの雨が降り、4日朝の水位は11・9%。未開の水域からの2度目の取水承認以降、初の目減りなしだった。今週、この後にどのくらい雨が降るかに注目される。
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昨日も報じた、1日のサンパウロ市パウリスタ大通りでのジウマ大統領の再選反対デモはジウマ氏の罷免を求めるものだけではなく、一部ではあったが、軍による介入や軍政復帰を求める叫びをあげている人たちもいた。この事実に対し、ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は3日、「デモでの表現の自由は認める」としながらも、「いかなる理由があれ、軍による介入など認められるべきではない」と語った。政治的主張の前に歴史を学ぶ必要のある人がいるようだ。
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今日5日、サッカーのブラジル杯準決勝第2試合が、クルゼイロ対サントス、アトレチコ・ミネイロ対フラメンゴのカードで行なわれる。第1試合の勝者はクルゼイロとフラメンゴだったが、逆転は起こるか。なお、現在全国選手権1位のクルゼイロがどちらも優勝した場合、リベルタドーレス杯進出は全国選手権5位のチームまでとなる。
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