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クリスマス商戦=買い物は控えめにが増加=物価高で購入額は上昇か

 ブラジルクレジット保護サービス(SPCブラジル)と全国商店経営者連合(CNDL)の調査によると、クリスマス(ナタール)の買い物は控えめにと考えている人が増えたが、その一方、プレゼントの額の平均は昨年より上昇したと5日付エスタード紙が報じた。
 クリスマスの買い物で使う金額を減らしたいという人は、昨年の13%から33%に増えた。金額を増やすつもりの人と同じ位と考える人は27%と40%で、各々、昨年の41%と46%より減った。
 金額を減らしたいと考える理由は、借金があるが35%で、以下、失業中18%、節約する17%、プレゼントの値段が下がったから10%、他の事にお金を使いたい8%などとなっている。
 その一方、個々のプレゼントにかけようと考えている金額の平均は、昨年の86・59レアルから122・40レアルに上がった。プレゼントの額が上昇した理由は、物価高が51%、景気が思わしくないから14%、お祝いの気持ちをこめて12%、その他4%となっている。
 なお、プレゼントの数を増やすつもりの人は50%から40%に減少。減らすつもりの人は13%から15%に、同じ位とで考えている人は37%から45%に各々増えた。プレゼントの数の平均は、昨年と同じ4・3個だった。
 購入予定の場所はショッピング62%、インターネット40%、路上や近所39%。支払い形態は現金が50%で、依然として1位だった。

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