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東西南北

 5日に行なわれたサッカーのブラジル杯準決勝第2試合は共に劇的な結末だった。クルゼイロ対サントスは、一時1―3と劣勢だったクルゼイロが終盤巻き返し、試合終了間際の後半49分に3―3の同点に追いついた。これにより、第1試合を1―0で勝っていたクルゼイロが決勝に進んだ。また、アトレチコ・ミネイロ対フラメンゴは、初戦を0―2で落とし、この日も1点を先制されて後がなかったミネイロが、猛反撃で4点を取って大逆転し、決勝に進出した。奇しくもミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテの宿命のライバル同士となった決勝は12日と26日に行なわれ、勝者はリベルタドーレス杯に進出できる。
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 サンパウロ州リベイロン・プレットのファヴェーラ、モンテ・アレグレで5日、49歳男性が自宅で殺された。警察の調べによると、この男性は12歳の息子を殺したため、怒った近隣住民が家に侵入し、リンチにされたという。息子は何カ所か刺され、住民らの手で保健所に運ばれたが、着いたときには息が絶えていた。自宅からは父親が仕事に使う金槌とナイフが押収された。男性は顔が変形するほど殴られて死んでいた。少年の姉によると、少年は常日頃から麻薬や酒浸りの父親に虐待されていたという。
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 来週末に豪州で開催されるG20首脳会議にはジウマ大統領も出席するが、アルゼンチンのクリスチーナ大統領は欠席。同大統領は2日から結腸炎で入院中で、退院後も最低10日の休養を要するため、欠席を決めた。国債の踏み倒しや高インフレなど、経済危機による気苦労が重なったか。