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 第4回ラテンアメリカ剣道大会の案内を行うため来社した児島修徳会長、大政武志財務理事によれば、今大会の見所は近年、実力を付けてきたアルゼンチン、チリ、メキシコ、エクアドルの選手の活躍だとか。前回大会でほぼすべての種目において金メダルを獲得したブラジル選手団に対しては、「前年同様の成績はもちろんだが、剣道に対する姿勢などで他国の模範となれるかが求められている」と期待を語った。
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 日本で外国人労働者の求人が増えている。しかし、パラナ州の派遣業者「アルファ・ジャパン」では、「食品関係は年中あるけど、特に求人は増えていない」とのことだった。同社の職員によれば「リーマン・ショックの後に帰ってきた日系人も、まだブラジルで生活を立てようとしているので求職もそれほど多くない。パラナはサンパウロよりデモラ(遅れる)するからね」。日本も景気が回復傾向とはいえ、まだ不安定。消費税も再増税も検討されており、求人増とはいえ、デカセギブーム再到来にはほど遠そうだ。
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 ブラジル戸田建設の三上悟代表取締役は「サンパウロ市内の地価はもう頭打ちだが、100キロ圏内はまだ上がる」と断言する。インダイアツーバ市などサンパウロ州内陸部では、10年前に買った土地の時価が今では3~4倍と倍以上に跳ね上がったとか。「買っておくなら今。後から売って差額で工場を建てられますよ」と勧めている。