沖縄移民の大集団地、今年で日本人移民入植百周年記念を迎えたペドロ・デ・トレード市が、15日午前9時半から中央イベント会場(Recinto de Eventos do Centro Comunitario, Av. Armando Imbrain, s/ n)で『第2回沖縄祭り』を盛大に開催する。ヴァーレ・ド・リベイラ日系団体連合会、同地文化協会、同市の共催。
1912年から14年の間に建設されたジュキア線敷設従事した沖縄移民らが、土地を借地して米作に着手したのが始まり。最盛期(28―34年)は同沿線最大の県人集団地をなした。現在は約60家族が住む。
連合傘下の各市も協力、斉藤悟琉舞道場、琉球国祭太鼓、イタリリ琉球保存会、剛柔流尚武館など芸能団体が参加し会場を盛り上げる。ヒージャー汁、沖縄ソバなど郷土食の販売も。来場見込みは4千人。
同地コロニアを形成した家族の古写真100枚の展示および、記念誌『Centenario da Imigracao Japonesa em Pedro de Toledo – A saga dos primeitros imigrantes』(アナ・マリア・センジン著)の刊行も行われる。
サンパウロ市の沖縄県人会(Rua Dr. Tomas de Lima, 72)から午前7時に送迎バスが出る。料金50レアル、現地発午後8時。
申し込みは同県人会(Eメール=brasil@okinawa.org.br、電話=11・3106・8823)、イベントに関する問い合わせはEメール(nissei.pedrodetoledo@hotmail.com)にて。