10月18日に行われた「歴史の真実を求める世界連合会」の目良浩一会長の講演会に同行して来伯した、同副会長の水島一郎さん(76、東京、米加州サンタモニカ在住)は、実は当地とゆかりの深い人物だ。
「敗戦した日本の挽回を図るために、5歳の時からブラジル行きを希望し、毎週のように力行会に通っていた」という。明治大学時代には学生移住連盟員で、1962~64年まで外務省実習生として渡伯して東山銀行で働いたのち、64年に米国に再移住し、一貫して貿易関係に仕事をしているという。
「韓国人が多い町に慰安婦像ができる傾向がある。グレンデール市の人口は20万人で、5%にある1万人が韓国人一世。ブラジルでもそのような地域があれば要注意です」と呼びかけた。(深)