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東西南北

 きょう19日夜、パルメイラスが、新スタジアム、アリアンツ・パルケのこけら落としとなる対スポルト戦を行なう。今年はチーム100周年の記念すべき年ながら、工事建設に伴う諸々の問題が重なってオープンが大幅に遅れた。今回の試合も全国選手権第34節ともう残り試合が5試合しかない状態でのもので、祝うにはいささか遅すぎる気もするが、とりあえず間に合ってよかったか。ただ、現在も消防法の許可の問題で、4万3600枚分のチケットしか発券できず、きょうの試合に関しては会員以外で見れるのはわずか4千人程度とか。本格的な稼動は来期からとなるが、その前に1部残留を早く決めたいところだ。
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 7月に医薬品や医療品の供給が止まって緊急外来の対応が出来なくなったことで話題を呼んだサンパウロ市中央部のサンタカーザ病院が、約2週間ほど前から、検査や緊急を要しない手術を行なっていないことが明らかとなった。できなくなった検査の中には尿検査や血液検査なども含まれているが、フラスコなどの不足が原因だという。また、紙タオルなど、衛生のための必需品も不足しているという。サンパウロ市を代表する大病院だけに心配だ。
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 16日夕方、サンパウロ市南部ヴィラ・サンタカタリーナで、81歳の男性が「近所迷惑だ」として、同氏宅前で会話をしていた50代の夫婦を銃で撃ち、逮捕された。被害者のうち、夫はかすり傷で済んだものの、頭を撃たれた妻は重傷で入院中だ。加害者は「隣人の騒音に長年悩んでいた」と語ったが、被害に遭った夫婦は身内を訪れただけで、隣人ではなかった。