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 ブリヂストン・ド・ブラジルのアリエル・デパスカリ前社長によると、欧州における車の普及率は1・1人あたり1台なのに対し、ブラジルではまだ4・4人に1台。これから先10年間で、市場は2倍になると見ている。新技術の開発にも余念がなく、環境への負荷が少ない「ヴェルデ」も2010年から商品化。タイヤの回転に伴う摩擦が従来のタイヤの40%で済み、燃料消費も節約できる優れものとか。普及が進めば当地の大気汚染軽減に一役買いそう。
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 サンパウロ州カナネイアではカラチンガ、カラペーバといった鯛の一種などがよく釣れるよう。とある魚屋には小ぶりのボラ(1キロ5レ)、スズキ(同40レ)、サメも並ぶ。値段は都市部とあまり変わらない魚種もあるが、鮮度はどれも抜群だ。ホテル「コッケイロ」での食事も同様、新鮮な魚介類が提供される。ただ人手不足のため、多少なりとも準備に遅れが…。団体旅行の際はご注意を。
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 カーニバルに向けて年末から年明けにかけて、あちこちで開催されるミス・ブンブン(美尻)大会は、当地の〃風物詩〃だ。日本では、どちらかといえば胸の大きさが注目されるが、当地ではなんといっても尻。17日にはサンパウロ市内でブラジル一の美尻を競う「ミス・ブンブン2014」が開催され、それを取材した日本の特派員は「すごく下品で、とても紙面に載せられない」と表面では嘆いていたが、内心では喜んでいるようにも見えなくない(?)話ぶりだった。