サンパウロ市南部ヴィラ・マリアナのマドレ・カブリーニ通りの外側に先週から設けられた「青いレーン」が、混乱を招いている。これは交通技術公社(CET)が市の命令を受け、もともと車道だったところを青く塗ったもので、小さな子供たちが学校への送り迎えの車を待つための場所とするべく作られた。だが、問題はその場所だ。マドレ・カブリーニ通りの場合、すぐ脇が自転車道となっているため、青いレーンはさらに車線に近い場所に作られたが、これでは子供たちが青いレーンに渡る際に自転車とぶつかる可能性があり、さらに車線を走る車との距離も近い。これではかえって危ないのでは。
◎
サンパウロ市東部イタイン・パウリスタのジャルジン・ダス・オリヴェイラスの住人が、無人状態となった軍警派出所に対して苦情を申し立てている。この派出所は20年ほど前から存在しているが、住民たちによると、この派出所の存在があったからこそ地域に安心感が生まれ、商業も活性化したのに、そこが無人では住民たちにも不安が募るというわけだ。軍警によると、同派出所は建築法違反だと指摘され、先月30日から無人となっているが、地域の安全には問題ないと主張する。
◎
きょう26日、サッカーのブラジル杯決勝第2試合、クルゼイロ対アトレチコ・ミネイロ戦が行なわれる。クルゼイロとしては、23日に成し遂げた全国選手権に続くタイトルを手にしたいところだが、第1試合はミネイロが2―0で勝利している。ミネイロとしてはこの試合で逃げ切り、リベルタドーレス杯出場を決めたいところだ。