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知念直義委員から記念品を受け取る優秀委員1位の前田徳英さん
知念直義委員から記念品を受け取る優秀委員1位の前田徳英さん

援協=地区組織委員総会を開催=優秀委員20人を表彰

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)が22日、本部神内ホールで「第37回地区組織委員総会」を開催、リオ、モジ、バルゼン・グランデ、スザノなど各地の地区委員や援協役員ら38人が出席した。
 開会の辞と物故者への黙祷に続き、菊地会長が「援協は大きくなりすぎて自分と縁がないと思う委員もいるかもしれないが、これから各地への栄養士派遣や生活指導で病気予防に力を入れるにあたり、皆さんの力が必要です」と挨拶した。
 尾西貞夫委員長による活動報告では、昨年会員に対する診療割引が廃止されて以来、毎月100~200人が退会しており、10月の時点で会員数が1万2293人になったと報告された。免税対象となる「公益団体認定」を受けるためには、政府の求める厳しい要件を満たす必要があり、割引を廃止せざるを得ないという事情があった。
 同委員長は「会員が減らないよう、皆さんご協力を」と呼びかけ、会員・非会員を問わず65歳以上を対象とし、検査費の一部を割引する代替策を検討中と発表した。
 会費は年間100レアルで、昨年11月から今年10月までの1年間に85万2841レアルの会費収入があった。法人による寄付形式の会費収入(金額は各社が選ぶ)は11万3075レアルで、計96万5916レの収入が計上された。
 退任委員、新地区委員、逝去した地区委員の紹介および、新会員の加入に貢献した優秀委員20人に記念品が贈られた。優秀委員は以下の通り(敬称略、括弧内は地区、加入した新会員数)
 前田徳英(グアルーリョス、96)、紺野辰喜(モジ文協、87)、榎本芳子(サントアンドレ、63)、池辺あや子(同、63)、小阪順子(イタケーラ、61)、玉田伯夫(アルジャー、55)、寺元七美(バルゼン・グランデ、51)、長喜グロリア(サンミゲル、48)、玉城宗助(ペーニャ、45)、知念直義(サンマテウス、44)、佐々木まこと(ジャカレイ、42)、高木勇(イタペチニンガ、42)、壇定則(モジ―イタペチ、40)、田苗植(バストス、38)、安藤光明(タウバテ、38)、市川哲夫(バウル、36)、池森リナルド(ピンドラマ日本人会、33)、田中武美(グアラレマ、32)、徳久としひさ(コロニア・ピニャール、30)、大塚茂樹(モジ・サレゾポリス、33)。