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女性議員がパンティで反抗=「対女性暴力撤廃デー」で

 「女性に対する暴力撤廃の国際デー」の11月25日、セルジッペ州の州都アラカジューの市議会で、女性議員が同僚男性議員が行った女性蔑視発言にパンティを掲げて反抗する一幕が見られ、話題になった。
 この行為を行ったのは、ルシマラ・パッソス市会議員(ブラジル共産党・PCdoB)だ。同市議はこの日、国連が発表した、世界では女性3人に1人が肉体的または性的な暴力の被害に遭っていることや、性交を強要された少女が1億2千万人もいることなどを取り上げて女性の権利について語っていたが、その最中に、スーツのポケットからパンティを取り出し、広げて見せた。
 この行為は、同僚のアガメノン・ソブラル市議(進歩党・PP)が行った発言に抗議するためのものだった。アガメノン氏はその前週、ある女性が結婚式の際に下着を装着せずにウェディング・ドレスを着ようとしたため、神父が式をキャンセルしたという話を持ち出し、この女性を「ふしだら」と呼び、「私はこの女性は殴られてもいいとさえ思う」と発言した。
 ルシマラ市議は壇上から、「今日、私は、自分の持っている服の中でもっとも丈の短いものを身に付け、ポケットには下着を入れています。どなたか私を〃ふしだら〃と呼び、〃殴られるべき〃と言いますか」と静まり返った議会場に問いかけた。
 さらに「着ている服や下着をつけているかいないかなどで、私や女性たちを判断することなどできません」と語り、「私の人格はこの下着によって決まるものではありません」と言い切った。
 ルシマラ氏がここまでの行為を行ったのは、この日が「女性に対する暴力撤廃の国際デー」だったためだ。ルシマラ氏は自身の行為に関し、「パンティのことばかりに話が行きがちだが、私が主張しているのは、女性に対する物の見方についてもっと考えてほしいということだ」と語った。
 なお、26日付G1サイトによるとアガメノン氏が引用した女性の話は全くの作り話で、同氏がそれを実話と思い込んで話した、と報じている。(25、26日付G1サイトなどより)

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