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慰霊碑前で先亡者に祈りを捧げる参列者の皆さん
慰霊碑前で先亡者に祈りを捧げる参列者の皆さん

アマゾン移民85周年法要=慰霊碑でしめやかに追悼

 【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)は22日午前9時より、アマゾニア援護協会が運営するベレン市近郊アナニンデウア市の厚生ホームのアマゾン開拓先亡者慰霊碑の前で、第36回開拓先亡者追悼法要をパラー生長の家の協力を得て執り行った。
 生田会長、小林雅彦在ベレン日本国領事事務所々長、山本陽三パラー日系商工会議所第二副会頭、諸石輝雄パラー老人クラブ会長、小野重善福岡県人会々長ら約60人が参加して行われた。
 追悼式は生田会長が開会の辞、小林所長と山本副会頭が来賓挨拶を述べた後、パラー生長の家神立守導師による追悼法要が厳かに営まれた。
 昨年の追悼法要では、戦後アマゾン日本移民60周年およびアマゾン日本移民84周年を記念して、巡回法要と布教をかねてブラジル仏教連合会(松峰慈晄総長・輪番)の8人の僧侶が北伯を初訪問して法要を行い、例年にない参加者を迎え、厳かな厳修になったことは記憶にあたらしい。(パラー州通信員=下小薗昭仁)