こどものその、憩の園、希望の家、やすらぎホームの日系福祉4団体が共催する「第11回慈善夕食会」が21日、サンパウロ市リベルダーデ区の客家会館で行われた。大田慶子連邦下議や飯田茂在聖領事部長、菊地義治援協会長らも参加し、総勢約800人が楽しい一時を過ごした。
菊地会長の乾杯で開幕。ステージではコロニア歌手の棚原邦宏、知花レナト、小沢ゆかさんらグループ「Be Together」が「20世紀の名曲」ショーを披露。寿司や刺身など日本食のコース料理が振る舞われ、フォルクスワーゲンUP! やテレビの当たる抽選会が催された。
夕食会に毎年参加している坂口律子さん(大阪、49)は「福祉団体の活動は日系社会に必要なもの。直接の関係は無いけど、日系社会の一員として協力するのは当たり前」と参加理由を語った。
実行委員長を務めた与儀昭雄さんは「各団体にとって夕食会の収入はとても重要。去年よりも多くの参加者を迎えられ嬉しい」と開催を喜び、「各団体の活動を知り、高額にもかかわらずご参加いただいた皆様に心から感謝したい」と述べた。
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