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合掌する講師、参列者ら
合掌する講師、参列者ら

生長の家=121回目の生誕式典=創始者の言葉で原点回帰

 生長の家ブラジル伝道本部(村上真理枝理事長)が11月23日午前、『谷口雅春大聖師ご生誕記念式典』をサンパウロ市の伝道本部で行なった。創始者・谷口氏の1893年11月22日の誕生日を記念して毎年開かれる。今年で121回目。約700人が詰めかけて創始者を偲び、信仰への思いを新たにした。
 冒頭、寺前継雄副理事長が「み教えを頂いた多くの者が、亡き谷口先生の代わりとなって、広く南米各国で活動している。先生に改めて感謝を捧げましょう」とあいさつ。谷口大聖師を称えるVTR上映や、祝詞奏上なども行なわれた。
 パトリシア・チエコ・ハダさんとシセ・ヒトミ・ダーラ・ルーさんが体験発表を行なった。ハダさんは、「子ども会をきっかけに入会し、現在はサンパウロ市で子ども会対策部長として教える立場となった」と話し、後進育成に意気込んだ。
 講師ら10人へ功労者表彰、月に百冊以上月刊誌を配布した人149人には菩薩賞が贈られ、パウロ・フジナガさんが代表して賞状を受け取った。
 兄に勧められて入信し、信仰歴7年というウンベルト・ドニゼッチさん(53)=サンパウロ市在住=は、「生長の家から正しい生き方を教わった。こうした式典に出席し、創始者の言葉を聞くことで幸せを感じる。大切な行事だと思う」と参加意義を語った。
 寺前副理事長は、「人間はみな神の子。神の愛で満たされた時、病や不安は消えてなくなる。そうした原点回帰のためにも、ご生誕式典は重要なもの」と説き、「今年8月には総裁夫妻をお迎えし意義深い1年となった。今後は特に、若い世代へみ教えを伝えなければ」と話した。