レストランみやびでは今年も忘年会用の特選メニューを12月から始めている。日中韓〃優〃合料理11品で、近年揉め事の多い3国間が「優しく、和気あいあいとやってほしい」(原靖料理長談)という願いを込めている。世界十数カ国でホテル・オークラ料理長として腕を振るい、中国、韓国でもシェフ同士で教え合ってきた経験が生かされたコースだ。
まず季節素材三種類による小鉢三種(日)、刺身の三種盛り(日)、鶏の照り焼き(日)、東派肉(豚の角煮、中)、チャプチェ(春雨炒め、韓)、カジキ鮪のピリ辛唐揚げ(中)、真ダコのセンソンフェ(韓)、当地ではごく珍しいミニフカヒレ丼。デザートにアイスとメロンも付く。
肉類の食べ応えもたっぷり。「純和食のコースだけだと少し物足りないお客さんもいる。ここでは満足してほしいので出し惜しみしない。価格に見合った料理を出す」と料理長。一人分110レアル、夕方6時から2人以上。予約不要でクリスマスまで(電話=11・3289・4708)。