聖南西教育研究会主催の「青空スポーツ教室」が先月22日、ピラール・ド・スール文化体育協会おいて開催された。同地区の日本語学校に通うスポーツが好きな13~17歳の生徒45人が参加し、他校生徒との交流を行った。
同文協の運動場と体育館を利用し、「ペア作り」や鬼が増える鬼ごっこ「ペア増え鬼」、年少者向けの「タグラグビー」「ミニサッカー」などが行われた。
午後4時に全プログラムが終了。普段運動をしない生徒は疲れた様子だったが、閉会式では参加生徒皆の顔に充実感溢れる笑顔が広がっていた。
青空スポーツ教室初参加の双子姉妹、椎木あや、まや(13)さんは、「日本ではこんなに色んな学校の生徒、色んな年齢の子が一緒に楽しむ行事はない」と笑顔で話した。
玉田ナターシャ(15)さんも「3年前から日本語学校に通っているけど、恥ずかしがり屋でスポーツが得意じゃないから、今まで参加してこなかった。でも先生に『絶対に楽しいから参加したらいいよ』と言われて参加したら、本当に楽しかった」と語った。