岩手県人会の親睦旅行で=ブラジル最古の街カナネイアへ
ブラジル岩手県人会の招待で、11月14~16日にサンパウロ州カナネイアへの親睦旅行に出かけました。世界的観光地イグアスへ行った別記者とは違い非常に渋いチョイスです。サンパウロから南へ300キロ弱。初日深夜に市内を出発しバスに揺られること6時間ほどで到着しました。
バスから降り日系家族が経営するホテルへチェックイン。
NHKを見たりしてしばし時間を過ごす。ちょうど大相撲の生中継が終わったところ。
ここでちょっと街の歴史を。カナネイアは1531年に建設された古い港町として有名です。ポルトガル人マルチン・アルフォンソ・デ・ソウザの探検隊が発見したことに起源を発し、ブラジル最古の街といわれます。
諸説あるもののポルトガル語版wikipediaによればサンパウロ州サン・ヴィセンテとイタニャエンが1532年、バイア州ポルト・セグーロ1534年、ペルナンブコ州オリンダが1535年などと続きます。あくまで「建設」が始まった年で市政が敷かれたわけではありません。
ちなみにサンパウロ市は1554年のこと。日本語版wiki「ブラジルの歴史」ページには「1532年、サン・ヴィセンテとピラチニンガに初めて恒久的な入植地が築かれた」ともあるけれど、ピラチニンガの建設年は不明もしくは1554年といった説もあるよう。
現在は港町として新鮮な魚介類をウリに、釣り人なども集まる立派な観光地となっています。晴れているとこんな感じ。
まずは遊覧船観光へ。
早速船に乗り込みます。
イルカなんかもいたけど曇り空でイマイチ。
昼間からビールで乾杯。生カキも食べる。
そんなこんなで午後は天気が回復、いざ海岸へ。東のコンプリーダ島へ自家用車、バイクと共にフェリーで渡り、さらに対岸へバスで移動。がたがた道をひたすらまっすぐ進む。
たどり着いた先には穏やかなビーチが。
陽気なダンスイベントなんかもあって。
2日目は自由行動。魚屋で買い物したり釣りしたりのんびり過ごしたとさ。
最後に旅先で出会ったパラナ州クリチバからの観光客による渾身の一発芸でお別れ。