4年に一度行われる「国際生理学会世界大会(IUPS)」が2017年にリオデジャネイロで開催されるにあたり、福岡大学教授の井上隆司氏が準備会議のため来伯し、3日に渡部一誠サンパウロ総合大学バイオメディカ研究所教授とともに来社した。 井上教授の専門は分子病態生理学と呼ばれるもの。コンピューター上で心臓などの器官を再現する研究を進め ...
続きを読む »8月 2015の記事一覧
『ピンドラーマ』
コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』8月号が発刊された。 「ブラジル版百人一語」「ブラジル社会レポート~賛否両論の成人年齢引き下げ~」に、役立ちアプリ情報やサッカー、グルメ、イベント情報も掲載。 日系書店、日本食店などで配布中。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。
続きを読む »宿世(すくせ)の縁=松井太郎=(21)
その当時、太一の父母は亡くなっていた。干恵の弟に太一の妹がいっている関係で、別れ話にならなかったものの、妹はーそれ見たことかーと冷笑しているようであった。太一はなるべく義父に負担のかからないように気をつかったが、事は急なことだったので一時鶏小屋を改造して住んだ。義父はちかくの地主イタリア系のルイザ奥さんの土地を、一域借地してく ...
続きを読む »フード・トラックで郷土食を
5年前、道端の古びたフード・トラックでパステルとさとうきびジュースを買い、2回も腹を下した。フード・トラックとは後部座席を台所に作り変え、道端で食事を販売する移動型屋台のことだ。後からブラジル人の友人に「不衛生だから自分は買わない」と注意され、確かに日本育ちの繊細な胃袋じゃね…と反省したものだ▼ところが最近、サンパウロでこれが ...
続きを読む »リオ五輪=ボート会場の水質汚染深刻=プレ大会参加選手が体調不良に
5日から8日まで、リオ市ロドリゴ・デ・フレイタス湖で行われた、世界ジュニアボート選手権に参加した米国チームの40人中13人の選手と、4人のスタッフが、同地で練習を始めていた2日から、8日の大会終了まで下痢、嘔吐などの症状を訴えていた事がわかったと11日付伯字各紙が報じた。 これは10日に米国AP通信が報じたもの。 同チームの医 ...
続きを読む »ブレーノが出所後復活=ドイツでの放火事件乗り越え
9日のサッカーの全国選手権で、サンパウロのディフェンダー、ブレーノ(25)が、モルンビ・スタジアムでの対コリンチャンス戦に出場。刑務所服役からの出所後、自身4年ぶりとなる公式戦出場を果たした。 1989年生まれのブレーノは、18歳のシーズンとなった2007年にサンパウロでレギュラーとなり、同チームの全国選手権制覇に貢献した。そ ...
続きを読む »議会前の芝生で絵画作成=マリア・ダ・ペーニャ法記念し
女性への暴力行為を防ぐためのマリア・ダ・ペーニャ法発効9年を記念し、リオ州出身の女性画家が連邦議会前の芝生で絵画を作成した。 世界的にも知られる画家のパンメラ・カストロさんの作品は幅7メートルに及ぶもので、10日に描かれ、11日に下院に寄贈された。 パンメラさんは、マリア・ダ・ペーニャ法の発効9周年を祝い、同法について知り、同 ...
続きを読む »レナン=連邦政府に経済改革案提出=「火に油は注がない」=クーニャの防波堤役なるか=気になる27案の中身は?
連邦政府は10日、レナン・カリェイロス上院議長(民主運動党・PMDB)をはじめとする上院議員らによる、「国内総生産(GDP)が回復するための27の提案」と題する提案書を受け取った。エドゥアルド・クーニャ下院議長が率先して下院が審議している連邦政府に不利な「爆弾法案」や、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免案をレナン議長に食い止 ...
続きを読む »LJ事件=PB元国際部長被告に=3千万ドルの贈収賄容疑で=訴状にPMDB関与も記載
セルジオ・モーロ連邦判事は10日、連邦検察庁(MPF)による、ペトロブラス社(PB社)元国際部長のジョルジ・ゼラーダ氏とその他5人に対する汚職関与の訴えを受理したと11日付伯字各紙が報じた。 MPFは訴状の中で、彼ら6人は08年にPB社が交わした、総額18億ドルに及ぶ石油調査船の賃借契約に関連し、3100万ドルの賄賂の授受に関 ...
続きを読む »元切り下げで為替が揺れる=2日下げたドルが上がる
中国が11日に人民元の対ドル為替レートの算出方法を変更して事実上2%の切り下げを行った事で、ブラジルでも同日の為替市場は、ドル高レアル安で取引が始まったと同日付G1サイトなどが報じた。 ブラジルでのドルは2日連続で安くなり、10日は1ドル=3・44レアルで取引を終えていたが、11日は朝からドル高が進み、11時過ぎには一時、1ド ...
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