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作業員51人が病院へ=ネズミの死骸が浮く水飲み

 バイア州サルバドール市近郊のマッタ・デ・サンジョアンの農場で5日午後、建設会社に雇われた作業員少なくとも51人が、農園内の貯水槽の水を飲んで気分が悪くなり、病院に運ばれるという事件が起きた。
 病院に運ばれたのは、建設業者から派遣された作業員達で、作業中は会社がつけてくれたフィルターを通した水を飲んでいた。途中で、悪臭がし始めたのに気づいたが、そのまま水を飲み続けていたところ、午後1時頃、その中の1人が気分が悪くなり、不審に思った別の作業員らがタンクの中を調べてみたところ、ネズミ8匹の死骸が見つかったという。
 最終的には、気分が悪いと言い始めた作業員少なくとも51人が病院に運ばれたが、作業員らによると、現場には監督官もおらず、病院へも自分達で行ったという。
 作業員達は投薬を受けて自宅に戻ったが、警察によると、貯水槽が小さかったため、水の汚染度も高くなったという。(6日付G1サイトより)