サンパウロ州上下水道規制機関(Arsesp)は7日、ジェラルド・アルキミンサンパウロ州知事(PSDB・民主社会党)が提示していた、サンパウロ市大都市圏において2013年2月~2014年1月の平均消費水量より多くの水を消費した消費者への罰金案を承認したと8日付け伯字各紙が報じている。
罰金適用は8日からはじまっており、2月からの水道代の請求の際に罰金を受けないために、消費者は無駄遣いに注意する必要がある。
罰金案は昨年末、渇水危機のさなかでも無駄遣いをやめない消費者を罰する目的で定められた。
1月の水の消費量は1日から7日までがカウントできないので、8日から検針日までの消費量を日割り計算した上、先に記載した期間の平均消費水量と比較して罰金を計算する。
前年比20%以上の水を消費したら水道代が4割増しになり、それ以上の消費には水道代が2倍になる。
ただし、罰金の対象となるのは水道の消費(上水道の使用料)だけで、使用後の水の処理料金(下水道の使用料)罰金対象にならない。