8日、パルメイラスが40歳の新戦力、ゼ・ロベルト(背番号11)の加入を発表したと9日付けの伯字各紙が報じている。
ゼ・ロベルトは会見中にユニフォームを脱ぎ、鍛え抜かれた体を披露。多くの時間を割いて自分のこれまでのキャリアをアピールすると共に、新チームでの活躍を誓った。ゼ・ロベルトはパルメイラスの監督オリヴェイラがボタフォゴを指揮していたときに獲得したベテラン選手、セードルフの見せたような貢献をする事を望んでいる。
ゼ・ロベルトは「監督とはまだ話していないけど、選手として長くやってきたし、色々な国で経験もつんできた。若い選手が多いこのチームで、セードルフがボタフォゴで果たしたような役割を期待されることは承知している」と語り、一年契約であることも明かした。
昨シーズンのグレミオでの活躍は、サッカー誌やスポーツチャンネルが選定した国内最優秀左サイドバックに選ばれるほど華々しいものだった。
自分の息子でもおかしくない年齢の選手のいるチームでリーダーの役割を果たす以外に、ゼ・ロベルトは高いレベルのプレーを最低あと2年は披露する事を望んでいる。パルメイラスとの契約にいたったのは「ごまかすためではない」と明言したベテランは、50歳までプレーする事を望んでいるとも語った。
ドイツの名門バイエルン、ブラジル代表、サントスなどを渡り歩いたゼ・ロベルトは今回の挑戦にも落ち着いている。
「俺はサントスでかつてペレの付けた10番を付けた事もある。何も問題はなかった。パルメイラスで求められる責任は重大だ。でも心には何の動揺もない(落ち着いている)よ」と語るゼ・ロベルトは、パルメイラス首脳陣の「また優勝争いをするチームに戻りたい」という意気に感じて契約したと述べた。
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