年明け2週間のカンタレイラ水系の降水量は60・1ミリで過去12年で最低との結果が出た。記録的な旱魃だった昨年よりも悪いとの報道だが、昨年の場合は1月最後の2週での降水量が13ミリしかなく、87・8ミリに終わっていることから、月間降水量としては残り2週のそれが肝心となる。予報では今週末は暑さとひと段落するにわか雨でサンパウロ州民にとっては厳しいものとなりそうだが、20日頃、久しぶりに南からの低気圧がサンパウロ州に上陸し、まとまった雨が降りそうだという。ここのところ、予報も変わりやすくなっているので安心は出来ないが、落ち着いて見守りたいところだ。
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15日午前3時30運頃、サンパウロ市中央部の3月25日通りにあるショッピング、サアラで火災が発生し、同ショッッピングの地下を焼き尽くした。消防隊が消火に当たったが、同日は夜になっても火は収まらなかったという。この火災で周辺の通り三つが閉鎖され、建物四つ(内三つは住宅用のビル)が立ち入り禁止となった。この火災による負傷者は出ておらず、地下焼失後も同ショッピングの崩壊の心配はないという。今後の運営などが気になるところだ。
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コリンチャンスは15日、米国のフロリダでドイツ・ブンデスリーガ1部のケルンと今年初の試合を行ったが、0対1で敗れ、復帰したチッチ監督の初戦を飾ることが出来なかった。この試合は序盤は控え選手が出場し、レギュラー格計10選手が途中出場と、調整を主眼にした様子だった。リベルタドーレス杯へ向け、調子を整えたいところ。