昨日付本欄で報じた、26日未明にサンパウロ市西部ペドローゾ・デ・モライス通りで起こった高級車の電柱衝突炎上事故で、車を運転し、逃走していたルイス・マテウス・ヌーネス・サントス容疑者が28日朝、警察に出頭した。この事故は発覚当初、同車の持ち主である企業家のマウリシオ・フィッチパルディ・モラーデさんが運転中に起きたと思われ、そのような報道も流れたが、すぐに助手席の炭化死体がマウリシオさんだと判明、友人のルイス容疑者が疑われていた。目撃証言によると、ルイス容疑者は飲酒状態だったという。裕福な暮らしも一転して地獄となる。飲酒運転の恐ろしさか。
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28日午前9時現在のカンタレイラ水系の貯水率は5・1%と、3日連続で変わらなかった。カンタレイラここ数日、連日で降水を記録しており、27日は7・6ミリの雨が降った。今月の降水量は計141・8ミリとなり、2年前の同月の146ミリに迫りつつある。また、アウト・チエテは5・6ミリの降水で水位が10・4%から10・6%になり、29ミリ降ったグアラピランガは46%から47・4%にアップ。グアラピランガは月間降水量が247ミリとなり、平均降水量の229ミリを超えた。
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ボサノバの名作詞家のヴィニウス・デ・モラエスの長女で女優のスザーナ・デ・モラエスが27日、子宮がんにより、入院先のリオの病院で亡くなった。74歳だった。スザーナは主に70年代に映画女優として名を成し、人気歌手のアドリアーナ・カルカニョットと同性愛結婚したことでも知られていた。