サンパウロ絵手紙友の会の石井恵子会長と山本郁子講師によれば「絵手紙の基本は、筆の最上部をつまむように軽く持つこと」だとか。どうしても腕が震えてしまうが、この姿勢から生まれる絵、字体に味が出るという。また「10センチの線を1分かけてゆっくり書くよう指導している」とも。一言で〃味のある線〃といっても、それを引けるようになるまでには、いろいろ試行錯誤がありそう。油絵などよりとっつき易いように見えて、実はなかなか奥が深い世界のよう。
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新潟県人会は28日昼、母県から農業研修に訪れていた2人の「送別会」を行なう準備をしていたが、無念の中止となった。理由はパラナ州ロンドリーナを離陸する飛行機が遅れたため。豪雨の後、濃霧が発生し、本来は同日午前9時に着聖するところ、出発が夕方にずれ込んだとか。同日深夜に帰国するため、同県人会名物の南雲フェイジョアーダを口にすることも出来ず…。事務局も「こんなこと初めてだよ~」と、ガックリ肩を落としていた。
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東奥日報18日電子版によれば、青森県五所川原市の立佞武多が27日、同市の立佞武多の館で「出陣式」を開いた。サンパウロ市カーニバルのアギア・デ・オウロの山車に載せる立佞武多を組み立てるために来伯する一行を送り出すために、商工観光や運行団体の関係者が企画した。約100人が出席し、景気づけに「ヤッテマレ」祭り囃子で気持ちを高めたとか。同じように日伯外交樹立120周年の方も盛り上がって、日本のマスコミの話題に上がってほしいところ。