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女性サンパウロ市警備隊襲われる=7歳の息子が全てを目撃

 28日朝午前6時35分頃、サンパウロ市東部サンミゲル・パウリスタのノルデスチーナ大通りで、車を自宅前商店の駐車場に停めたサンパウロ市警備隊のアナ・パオラ・ティシェイラさん(38)が銃をもった男に襲われて死亡した。同乗していた7歳の息子は一部始終を目撃、軽傷を負ったと29日付伯字サイトが報じている。
 アナさんは制服を着て息子の通学バスを待っており、その後出勤するところだったが、不意に男が車に近づき、アナさんを銃撃。被害者も応戦したため、犯人は逃走したがすぐ戻り、窓から身体を乗り入れ、被害者の銃を奪って再び撃った。
 夫のジョゼ・ロベルト・ダ・シルバさんは事件に気づいて駆けつけたが、撃たれた妻を見て気絶。回復後、妻を病院に運んだが、アナさんは既に事切れていた。アナさんは都市警備隊員として14年勤務のベテランで、7歳の息子の他に3歳の娘がいる。