サンパウロ市やリオ市などでは30日から、小、中規模のサンバグループ(ブロッコ)が練り歩く「道のカーニバル」が幕を開けた。登録ブロッコ数が昨年比65%増えたサンパウロ市の「道のカーニバル」の様子を30日付フォーリャ紙が報じている。
2月13・14日開催のスペシャルグループのサンバ行進を横目に、一般愛好家のサンバの音色は3月まで止むことはない。サンパウロ市中央部と西部のピニェイロス地区が特に賑わうと予想され、これらの地域では防犯、物流対策が強化される。
市民生活への影響を抑えるため、サンパウロ市では「ブロッコが道で演奏できるのは夜10時まで」に規制。警察や市警備隊は、12時前に解散するよう指導することになる。
期間中のブロッコの行進ルートの確認はサイトwww.carnavalderua.prefeitura.sp.gov.brで。