汎アマゾニア日伯協会が付属図書室を日系人向けに改良している。堤剛太元事務局長によれば、一世の利用者が減っているため、日系人や非日系の利用者を増やすべく、州政府文化庁から4万レアルの補助金を受けてポ語書籍を収集中とか。今回あったアマゾニア日伯援護協会の50周年式典は、日ブラジル交樹立120周年の同地開幕行事でもあった。「面白い年にしたい」との言葉通り、節目を機に色々な企画が進行中のようだ。
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日本外務省サイトによると、日伯外交樹立120周年の認定事業は現在、日本側で4件とかなり寂しい状況だ。今月10日、旧神戸移住センターで行なわれたショーロ・コンサートが皮切りとなり、神戸・リオの姉妹都市提携45周年記念としても併催。120人の定員を超える盛況だったという。ブラジル側でも少々地味な感じはあるが、それでも1月だけでも13件だった。それとも日本側は数よりも質で勝負?