アマゾニア州防災局が4日、同州内の川が増水し、グアジャラー、エイルネペー、エンヴィーラ、イピシューナ、イタマラチの5市に警戒警報が出たと発表したと同日付G1サイトが報じた。
4日朝の時点の報告によると、警戒警報が出た町の多くは8日前から、ジュルアー川の増水による洪水の被害に遭っており、エイルネペーでは400家族、エンヴィーラでは190家族が浸水のために避難を余儀なくされたという。
担当者によると、川の水位が史上最大の増水を記録した昨年同期より2メートル高くなっているタバチンガやウマイターも警戒状態で、ボカ・ド・アクレでも注意報が出ている。
4日現在のマナウス市内でのネグロ川の水位は23・72メートルで、警戒水位とされている28・94メートルまで5メートル余りゆとりがある。現時点ではまだ、洪水などの被害は出ていないという。
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