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 「五所川原市のねぷた」がサンパウロ市サンバカーニバルに初出陣する。市長や作業員19人の渡航費、国内輸送費として、市は2千万円以上を計上したという気合の入れようだ。地元出身の飛び職人らに話を聞くと、「青森ねぶた、弘前ねぷたに負けたくない」というライバル心もチラホラ。明治大正期の繁栄から一転、消滅し、96年にようやく復活――という経緯のある五所川原ねぷただけに、他がやっていない今回のような活動を広報する意気込みも強いよう。
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 4日付け本紙の大耳小耳欄で「サンパウロ市モエマ区の和食店『ヤキトリ』が閉店したようだ」と書いたところ、同日読者から「今は改修工事中のはず」と連絡があった。さっそく連絡をとってみると、「1カ月閉めていたが、今日(4日)から新装開店する」とのこと。ときどき同店を愛用するコラム子が立ち寄った時は、案内の張り紙もなく廃屋同然のように見えてガッカリだったのだが、勘違いだったようで一安心、一安心。営業時間は従来通りだそう。