ジェツリオ・ヴァルフガス財団(FGV)が9日、14年の国内総生産(GDP)は0・1%縮小との先行予想を発表したと10日付エスタード紙が報じた。国連基準に従った成長率は3月末に地理統計院(IBGE)が発表するが、FGVの試算はIBGEが使う資料に基づいている。
14年の経済成長率はゼロに近いとの予想は既に出ていたが、FGVの数字通りなら09年以来のマイナス成長となる。
成長分野は農牧業1・0%、鉱業7・8%、エネルギーや上下水道2・2%、サービス業0・7%で、製造業は3・9%、建設は6・0%縮小。鉱工業全体は1・9%のマイナスだった。