ウィリアム・ウー氏(PV―SP)が9日、連邦下議に繰り上がることが決まり、連邦議会で就任の宣誓をした。パラナ州の高山ヒデカズ、西森ルイス2氏、サンパウロ州では大田慶子、飯星ワルテル2氏に続いて日系5人目となる。
前々回の統一選挙で上議出馬を計画して途中で断念、下議に乗り換えたが残念ながら落選。昨年の選挙でも補欠第1位に留まっていた。今回、緑の党からロベルト・ルセーナ下議がサンパウロ州観光局長に引き抜かれたことにより、空席が生まれて繰上げを果たし、下議2期目を始めた。
「ようやく仕事をする時が来た。外交委員会と公安委員会の委員に就任すべく交渉する」と雌伏の4年間を振り返り、外交120周年に関しても「移民百年祭(08年)の成功を繰り返す良い機会だ」と意気込んだ。
タグ:写真ニュース