ホーム | ビジネスニュース | 仮装用品店は大賑わい=今年のサンパウロ市は市民が主役

仮装用品店は大賑わい=今年のサンパウロ市は市民が主役

 今年のサンパウロ市カーニバルは〃ブロッコ〃も増えて路上での演奏が盛り上がり、3月25日通り近辺の仮装用品店がその恩恵を受けていると11日付エスタード紙が報じている。
 今年の仮装用品の売上は前年比2割増だという。ストリートカーニバルが盛んで、サンパウロ市に留まり、近場で楽しむ人が増えたためだ。
 ファッションを学ぶ学生達は仲間同士で仮装用品を買い込み、外に繰り出す。「ブロッコに参加したのは初めて。週末には昔の学校の友達にも会えた」と言うのは、イザベラ・ファリアさんを始めとする18歳トリオだ。
 水不足のため、水鉄砲は売れず、変わりに泡のでる缶が人気だ。この缶を69レアルで大量に買い込んだヴィヴィアン・アパレシーダ・カンポスさん(27)も「一月分の水道代と変わらない。罰金の事を考えたら安上がり」と冗談を言った。