ホーム | 日系社会ニュース | 鳥取県人会=本橋会長が4期目続投=研修・留学50年式典11月
今年度の事業を説明する本橋会長(左から2人目)
今年度の事業を説明する本橋会長(左から2人目)

鳥取県人会=本橋会長が4期目続投=研修・留学50年式典11月

 鳥取県人会(本橋幹久会長)の『2015年度通常総会』が8日、同会会館で行なわれた。4期目の続投が決まった本橋会長は、「県費留学・研修事業が50周年を迎える。式典を開催し母県へ感謝を示す」と述べ、思いを新たにした。
 14年度の事業として県連日本祭り、中国ブロックの合同行事などが報告された。8月には母県で行なわれた「第50回鳥取しゃんしゃん祭り」にも招待され、訪日した一行らは里帰りを喜んだ。
 創立60周年記念事業である「サンパウロ・鳥取友好の森」植樹プロジェクトについて、山添源二副会長が近況報告した。サンパウロ市北部のオルト・フロレスタルで行なう同事業だが、在来種の再生を60種から70種に拡大することになったという。
 また当時植林した327本について、「2年が経過し順調な成長が見られる。森林が形成されるまで環境維持が必要」と話した。1本に付き県から5千円、サンパウロ州から100レの助成が確約されており、本橋会長も「留学・研修制度の節目を機にさらなる植樹を」と話している。
 同制度の式典は11月8日に開催。母県の助成を得て建設した会館20周年もあわせて祝うことになっており、調理室の改築なども計画中だ。
 会計報告、予算案、新役員は以下の通り。14年度収入27万7623・07、支出19万1891・25。15年度は収入、支出ともに28万5千(単位は全てレアル)。
 【会長】本橋幹久【副会長】山添源二、末長正、千田初美【総務】西坂アンドレ、パッシャ・イシイ【会計】大西マリエ、西坂ジオゴ健治【財管】池堂ミリアン、西坂ダニーロ【渉外】東ルシー、村信マサユキ【文化】美甘好重、竹下イルダ(敬称略)