山形県人会(篠原俊巳会長)が8日、「第62回定期総会」をサンパウロ市リベルダーデ区の同会会館で行なった。冒頭には急逝した押切フラヴィオ前会長ら昨年他界した関係者12人と先亡者に黙祷が捧げられた。
定款により、昨年12月に第一副会長の篠原さんが会長に昇格したと豊田豊顧問から報告された。それに伴う第一副会長の補充はなく、第二の佐藤マリオ、第三の斉藤保両氏は留任している。篠原会長は「来年2月の役員改選まで、1年間よろしくお願いします」と改めてあいさつした。
事業報告として、山形県川西町の球根寄贈がきっかけとなったイペランジアホームのダリア園開園20周年、民謡行事ほか、婦人部の活動や会館の使用状況などが報告された。収入は10万8689・68レアル、支出は10万8394・55レだった。
県連日本祭りに関しては、まだ出品する郷土食が決まっていない。ガスコンロの台数や換気扇の設置義務などにかかる経費を考慮して、定期理事会で決定していく。
今年から会費を80レから90レに引き上げることが決定した。予算は収入、支出ともに10万5500レを計上している。