宇都隆史政務官は記者団の取材に応じ、今回の出張に関して「昨年8月に安倍晋三首相が来伯したが、それにとどまらず政務官レベルでも訪問することが必要」と説明し、「外交120周年という大きな節目に日系社会との絆を深め、経済関係や安全保障という分野でも活性化させたい」と話した。
12~15日という短期滞在中には、パラー州ベレンのトメアスーも訪れた。「血を分けた仲間が、移民政策でどれほどの苦労をしたか。日本国内ではほとんど知られていないため、事実を伝える取り組みが必要だ」とも述べた。
文協での歓迎会で日系団体代表者らを前に、「皆さんと我々は同胞である。安倍首相も日系社会との関係強化を必要としており、ブラジルへの期待も高い」と力強く語った。
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