ブラジルではほぼ誰も知らないが、2月14日は日本ではバレンタインデー。同日のカーニバル成功記念レセプションでは、それにちなんで、コシノ・ジュンコさんから本人デザインの特製チョコレートのプレゼントが。五所川原市からは、ねぷたがプリントされた特別な手ぬぐいも用意された。じゃんけんで買った者だけが持ち帰ることができたのだが、〃祭りのあと〃まで盛り上がる一幕となった。
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1月に逝去した小森広さんに、母県からも弔電が届いている。鹿児島県人会元会長の同氏へ、伊藤祐一郎県知事はじめ県議会議長、県海外移住家族会らから追悼の意が家族に伝えられた。長男のエジムンドさん(54)は、「急なことで驚いた。最後までコロニアのために働いていた」と話している。日系社会に身を捧げた小森さんの四十九日法要は、サンパウロ市の西本願寺(Rua Changua, 108, Saude)で3月1日午後4時から。
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小池信シェフが経営する居酒屋「酒蔵阿吽」(住所=R. Jeronimo da Veiga, 74, Itaim Bibi、電話=11・3078・3883)で、21日昼12時半から「コミーダ・ダ・ルア、ネ?」が開かれる。今回は20レアルという手ごろな価格で焼きうどんを提供。具は野菜と肉、味付けは鰹節と醤油の伝統風と、明太子・イカ・シソ・海苔で作る現代風2種が楽しめる。狂騒のカーニバル後は、やっぱり日本食でホッと一息?