医者になるために家族を祖国に置いて仏領ギアナに行こうとしていた、ガーナ出身のエマヌエル・アコマニイさんが14日、サンパウロ州グアルーリョスで乗り換えた際、空港職員が行き先を聞き間違え、ゴイアニアに着いてしまったと23日付G1サイトなどが報じた。
エマヌエルさんは、仏領ギアナだと思いこんでタクシーの運転手に行き先を行った時点で間違いに気づいたが、航空会社は空港職員らは全員が英語を理解し、間違いを起こすはずはないと主張。
仏領ギアナでは奨学金がもらえる事になっていたが、間違ったチケット購入後の所持金は37ドルと37レアル。空港職員や乗客の助けでホテルに泊まった後は、ルーデス・リカルドさんの家でホームステイしながら、旅を続ける方法を検討している。ルーデスさんは知人の協力を仰ぐ一方、航空会社が旅費を援助してくれる事を望み、キャンペーンを展開中だ。