イギリスの経済誌「ファイナンシャル・タイムス」は25日付の号で、「ジウマ大統領が2期目を全うできない10の理由」という記事を掲載した。新興国専門の評論家ジョナサン・ウィートリー氏はその理由として、「議会での支持喪失」「ペトロロン」「消費者の信用失墜」「インフレ上昇」「失業者増」「投資家の信用失墜」「財政赤字」「経済問題全般」「水不足」「電力不足」をあげた。現在、一般市民レベルや野党の一部で大統領の罷免を求める声があるものの、議会での審議は今のところ否定されているので、自身が辞任を希望しない限り任期は続くが、国際的な信用も失墜中か。
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サンパウロ市中央部コンソラソンのインセンジオ劇場に現在描かれているグラフィッチ(スプレー缶絵画)がショッキングだとして話題を呼んでいる。それは、最近世界中で話題となった、ISIS(イスラム国)のメンバーが人質をナイフで脅した場面を描いたもので、その場面をネットで見ている一般市民がそれを面白半分に笑みさえ浮かべて見ているというものだ。作者のパウロ・イトウ氏は「ISISを描きたかったわけではなく、それを見る人の態度を問題提起したかった」と主張している。
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25日に本拠地のモルンビ・スタジアムで行われたリベルタドーレス杯のグループ予選で、サンパウロFCはダヌービオ(ウルグアイ)に4―0と快勝、リーグ成績を1勝1敗とした。だが、この試合の観客は1万2241人で、同スタジアムでの同杯の試合で23年ぶりの少なさだった。予選突破に応援が欲しい。