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一家6人を遺体で発見=農業技師が無理心中図る?

 サンタカタリーナ州コルディリェイラ・アウタで26日朝、農業技師のアウシル・ペデルセッチさん(42)一家が全員遺体で発見されたと27日付伯字紙が報じた。
 警察が同家の使用人からの通報を受けたのは7時45分頃。全員が銃で頭を撃たれて死んでいたが、門や扉は壊されておらず、強盗に襲われた様子もなかったという。
 近隣住民は午前4時頃銃声を聞いたが、近くには雑木林もあり、一家全員死亡という惨事を予想した人はいなかった。
 アウシルさんと娘のラナさん(15)は応接間、妻モニカさん(33)と舅のアントニオさん(68)、姑のルイーザさん(65)は舅達の寝室、義理の姉のルシマラさん(36)は別の寝室で死んでいた。アウシルさんの遺体の傍に38口径の銃があった。
 アウシルさんは前夜、友人達とサッカーを楽しみ、近くの食堂で試合も観戦。普段と変わった様子はなかったという。警察はアウシルさんが家族を殺害後に自殺したと見て、捜査している。