2月28日午後、サンパウロ州バウルー市のパウリスタ州立総合大学(Unesp)の学生主催のパーティーで、ミナス州パッソス市出身の電気工学部4年生のウンベルト・モウラ・フォンセッカさん(23)がウォッカを30杯飲み、心臓発作を起こして死亡した。他にも6人の学生が入院、内3人は3月1日夜の段階で退院していない。
パーティーの主催者2人は未必の故意による殺人容疑で逮捕された。司法当局が釈放許可を出したため、2人は自宅から裁判所に出頭する。
パーティーではビールやウォッカ、エナジードリンク、カシャッサが飲み放題で、一気飲み大会が行われていた。フォンセッカさんの死後、パーティーは中断された。
クレーベル・グランジャ警察署長によると、このパーティーでは多くの違反行為が見られた。「2千人ものイベントなのに、可動式集中治療室(UTI)も準備せず、担架がある救急車1台と看護士1人しか待機していなかった。救護体制の不備が心臓発作への対応に遅れを生じさせて致命的となったし、パーティーの開催許可も取ってなかった」と語った。
タグ:カシャッサ