約3千本のダリアを誇るスザノ・イペランジアホーム(三島勝彦ホーム長)で1日、「第21回ダリア祭り」が開催され、5千人近くの来場者が足を運んだ。
中田和夫運営委員長は「午後3時くらいまで客がひっきりになしに来て、足の踏み場もないくらいだった。バスも20台以上来た」とうれしい悲鳴を上げる。前日の大雨で天候が心配されたが、当日の朝には太陽が顔を出し、好天に恵まれた開催となった。
名物の焼きそばも前年より20%多く売れ、食品類もほぼ完売。定食用のにしんが運輸上の問題で届かないというハプニングがあったが、鰯定食が好評を博した。
舞台では、歌手のリカルド・ナカセさんが豪華絢爛な衣装を身にまとって、日本の演歌歌手・美川憲一の歌を披露した。観客も大いに沸いて、「ブラジル人も目が釘付けになっていた」とか。
同祭は8日も開催される。時間は午前10時~午後4時、住所はEstrada Tani, 751, Vila Ipelandia。中田運営委員長は「4日に見に行ったら8~9部咲きだったので、日曜日は見ごろになるはず。皆さんに楽しんでもらえるお祭りです」と呼びかけた。
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