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東西南北

 4日、連邦裁判所が水資源庁に対し、「乾季がはじまる4月30日までに、カンタレイラ水系の水位を未開の水域を抜きにして10%にするために、同水系からの使用を制限し他水系から代用するように」との命令を出していたことが明らかになった。同水系の現在の水位は、2期目の未開水域の量(10・7%分)をやっと上回る11・7%。さらに1期目の未開水域の約18%分を回復して、もう10%というのは、残り2カ月では事実上不可能。そのためアウキミンサンパウロ州知事やSabespは不満を表明している。せめて1年前にこの判断を出してくれていれば現実味はあったのだが。
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 サンパウロ市で4日、2件のバスによる事故があり、計31人が負傷した。ひとつは午前8時10分頃、西部バラ・フンダのペドロ・コラッサ広場で、バスが信号待ちのバスと衝突し、この事故で12人が負傷した。そして、その約8時間後の16時50分頃には、北部トゥクルヴィでバスが電柱に激突する事故が起き、19人が負傷した。両事故での負傷者は、前者でバスを追突させた運転手が足を骨折した以外はいずれも軽症で済んだ。大事に至らずに不幸中の幸いだが、こう立て続けだと、バスに他する市民の信用低下は避けられない?
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 日本代表の監督がボスニアのバヒド・ハリルホジッチ氏に決まったことで、パルメイラスのオズワルド・オリヴェイラ監督は辞任せずによくなった。選手やファンとしてはこれで一安心か。一方、サントスのエンデルソン・モレイラ監督が5日、解雇された。理由はエース、ロビーニョとの確執との噂も。