ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | スチュアーデスは窒息死=殺害者と組み合い倒される

スチュアーデスは窒息死=殺害者と組み合い倒される

 【既報関連】9日夜7時頃、サンパウロ州内陸部ナザレ・パウリスタにあるアチバイーニャ貯水池の岸で遺体となって発見されたミシェリ・ノゲイラさんは、発見時刻の16~30時間前に殺害されていたという検視結果が12日午後、発表された。
 同件を担当しているブラガンサ・パウリスタ署のジョゼ・エンリケ・ヴェんトゥーラ警部によると、被害者は殺害者と組み合いとなり、床に倒れたところで胸部に馬乗りとなった犯人が首を絞めて窒息死させたと見られている。死亡推定時刻は8日の夜か9日の未明とされている。ノゲイラさんの遺体には、口元と額に外傷があり、鼻の骨も折れていた。詳細な検視報告書は15日以内に作成される。
 警察では、被害者は、スマレーの自宅で夫の故ジュリオ・セーザル・アラバルさんによって殺された後、トランクに詰め込まれたまま現場まで運ばれ、貯水池の土手に捨てられたと見ている。
 アラバルさん犯人説は、同氏の車が9日朝10時半頃、現場の脇を通るドン・ペドロ・セグンド道の70キロ地点を通過した事が防犯カメラの映像から判明した事で生じた。警察は現在、鑑識の結果などが出るのを待ちつつ、関係者からの事情聴取などを行っているが、麻薬を使ってるところを見つかったアラバルさんがノゲイラさんと口論となり、ノゲイラさんを殺害したが、自分に帰った時に何が起きたかに気づき、ノゲイラさんの遺体を捨てた後、自宅に戻って首を吊った可能性が強いと見ている。(12日付G1サイトより)