14日午後5時半ごろ、サンタカタリーナ州北部の州道418号線海岸方面車線のカンポ・アレグレ市~ジョインヴィレ市間で、満員のバスが崖から約400メートル下に転落し、51人の死者が出たと15、16日付伯字各紙、サイトが報じている。
死者の中には小児11人と青少年5人が含まれている。16日午前の時点でも7人が入院中で、内4人は集中治療室に入っている。
バスはパラナ州ウニオン・ダ・ヴィトリアから同州グアラツーバに向かっていた。
事故はセーラ・ドナ・フランシスカという名前で知られる、山あいの急カーブが続く地点で起き、SC州国道警察はバスのブレーキが故障して起きた事故と見ている。
森の中を長い距離を掻き分けて進み、事故現場に最初に到着した1人、救命隊員のヴァルデシール・デ・リマ氏は「人生で最も恐ろしい光景を見た。うめき声が聞こえる中、少しでも多くの人を助けようとしたけれど、あまり多くは助けられなかった」と語り、「まるで飛行機事故みたいだった。どうやったらあんなところに落ちることができるのか、全く分からない」と結んだ。
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